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Concept
暮らしの芸術、『アール・ド・ヴィーブル」。
本当に気に入ったものに囲まれて暮らす愉しさ。
フランスでは、暮らしを快適にすることを「アール・ド・ヴィーブル(Art de Vivre)」
と言います。多少の不便さは我慢しても、美意識を優先させる。その心意気こそが、
長い歴史の中でフランスを美の大国にした根源であり、ヨーロッパの人々に共通する
美意識のキーワードなのかもしれません。
気持ち良く暮らすことに情熱を注ぐ人々。
ひとりひとりが、「美」に対して独自のこだわりを持つと言われるフランス人。食べること、生きること、暮らすこと。彼らはそのすべてをひとつの芸術ととらえています。
お金や時間にゆとりがあろうとなかろうと、その美意識は同じです。たとえば、食事を取る時、テーブルに清潔なクロスがかけられている。それだけで、気持ちよく食事ができることを彼らは知っているのです。何を食べるかではなく、どう食べるか。そこに彼らの美意識があると言えます。
フランスと聞いて、洗練されたファッションセンスや一流ブランドを連想する人は少なくないでしょう。ところが実はフランスの人々が最も関心を持っているのは、美しく住まうことだと言われています。パリの街を歩いていて、やたらとインテリア関係のショップが目につくのも、その証しのひとつと言えるでしょう。
フランスの新聞や雑誌では、頻繁に美しく暮らすための特集が組まれます。そこに付けられるタイトルの定番は、「アール・ド・ヴィーブル」。直訳すれば、「暮らしの芸術」。暮らしの芸術は、衣食住全般にわたるものです。老若男女の別なく人々は、自分の趣味嗜好が貫かれた空間づくりに大きな関心を持っています。
ホームパーティーにお客様を招いた時、家中のインテリアを見せることが珍しくない文化・習慣の中で、人々は日常的のその感性に磨きをかけているのです。
気に入ったものを探す、徹底したこだわり。
型紙選びから、家具、絨毯、小物まで、本当に気に入ったものだけを、時間を惜しまずに探し続ける。それは、暮らしを楽しむフランス人、ひいてはヨーロッパの人々の大きな特徴です。新しい生活を始める時でも、新居に引っ越した時でも、彼らは気に入った家具や絨毯が見つかるまで、適当なもので合わせることをせず、不便を我慢してでも美にこだわります。
なぜそこまでこだわるのでしょうか。
本当に気にいったものだけを長く愛していきたいという人々の心意気。中途半端なものを買って数年で買い換えるより、いいものを長く使い込むが結局は経済的で合理的であるという知恵。本当に価値あるものだけが百年後、二百年後にアンティークになるという歴史観。フランス、イタリア、スペイン、アメリカ・・・。欧米の国々に共通する「アール・ド・ヴィーブル」の熱い思いをお届けしたい。 それが私たち、ホームパークの原動力です。